メンズエステは身体を密着させてマッサージを施しますが、そこで「メンズエステで働くと性病に感染するのか?」ということが気になられている方が多いようです。
結論からお伝えすると、メンズエステで性病に感染する確率はゼロに等しいと言えます。
しかし「絶対、性病に感染しない!」という訳ではないので、健全店であっても性病に関する正しい知識&正しい性病対策を知っておきましょう。ずさんなサービスを提供し続けていると、いつ性病に感染してもおかしくありません。
この記事では「メンズエステ業界と性病の因果関係」を解説しますので、安心安全に働きたい方は最後まで読み進めてください。
元セラピストとして4年ほど在籍し、現求はメンズエステ求人を取り扱う会社の広報に勤めている南原みくです。おしえてセラピストでは、本気で稼ぎたいセラピスト様を広く募集するとともに、メンズエステ業界の正しい知識を随時発信しております。
メンズエステで性病に感染する確率はゼロに等しい
冒頭でもお伝えした通り、健全店で正しいサービスを提供しているのであれば性病に感染する確率はゼロに等しいと言えます。なぜなら、健全店では感染の原因となる「性行為」の類が一切行われていないからです。
性病に感染する仕組みや流れに関しては、クリニックのサイトで以下のように解説されています。
性感染症(STD)の感染経路
性感染症は細菌やウイルスに感染することで発症しますが、その感染経路は「性行為」です。性感染症に感染している人と性行為や、性行為に似た行為を行うことで感染します。ただし、性感染症は自然に発症することや日常生活において感染するようなことはありません。飲み物の回し飲みや食器の使い回し、握手、タオルの共有など生活の中で感染することなく、これは病原菌が体内から離れて生きることが難しいからであるといえます。
南原 そもそもメンズエステ(健全店)では性的なサービスどころか、お客さまと粘膜が接触することがありません。
非健全店(違法店・風俗店)は性病感染リスクが高い
性的サービスのない健全店で性病に感染することは考えられませんが、非健全店タイプ(違法店・風俗店)はゴリゴリに性的サービスを提供するので、性病感染リスクが高まります。
しかし、違法店の場合は性病予防のグッズを置いていない(警察が乗り込んできた時に備えて)ことが多いので、一般的な風俗店より性病感染リスクが高いことを覚えておきましょう。よく一色たんにされがちですが、健全店と非健全店の違いは下記リンク先の記事で詳しく解説しています。
メンズエステ(健全店)で性病に感染するケース
メンズエステ(健全店)で性病に感染する確率はほぼゼロですが、働き方を間違えてしまうと性病に感染するリスクが伴います。イレギュラーなケースではありますが、健全店のセラピストが性病に感染してしまうのは以下のようなケースです。
- セラピストに傷口がある場合
- 偶然、粘膜が接触してしまう
- 過剰サービスを行ってしまう
南原 健全店だからといって油断していると、性病に感染してしまうこともあります。
セラピストに傷口がある場合
不運とも言える稀な出来事ですが、身体の傷口から性病に感染してしまうことがあります。セラピストの指先に切り傷やささくれがある場合、鼠径部のマッサージなどでお客さまの性器と接触しないように注意しましょう。
偶然や不可抗力で粘膜が接触してしまう
マイクロビキニのように肌の露出が多いコスプレオプションがあるお店では、マッサージの過程で粘膜が接触してしまうことがあります。露出が多いコスチュームでマッサージしている場合は、粘膜が接触しないよう細心の注意を払いながらマッサージを行いましょう。
お客さまの過剰サービスの要望に応えてしまう
上記2点はかなりイレギュラーなケースですが、健全店でセラピストが性病に感染してしまう一番多い原因がコレです。そのお店が健全店であっても、興奮したお客さまに「キス」「手コキ」「フェラ」などを要求されることがありますが、過剰サービスを要求されても必ず断るようにしましょう。
そのお店が健全店として運営している場合は、どのような理由があっても「性的サービス」はNGです。性病感染だけではなくお店が摘発されるリスクまで高まってしまうため、セラピスト自身も様々なトラブルに見舞われる可能性が高くなります。
メンズエステでの性病予防&対策
メンズエステはもとより性病に感染する心配がないお仕事ですが、セラピスト側でも性病対策を徹底することで感染率をゼロに等しくできます。どれも難しいことではないので、普段の業務でちょっとした対策を意識しておきましょう。
こまめな消毒を心がける
接客前や接客後に手洗い消毒をこまめに行うと、性病だけではなく風邪などの病気も予防することができます。特に今はコロナのような感染力の強いウィルスが蔓延しているので、そういった消毒意識を高めておきましょう。
決められた施術のみを実施する
ちゃんとした健全店で働いているのであれば、決められた施術で性病に感染することは考えられません。自分の考えでアレンジを行うのではなく、お店のルールに従ったマッサージを行うようにしましょう。
本強を断る術を身につけておく
先程もお伝えした通り、性病に感染してしまう一番多い原因が「過剰サービスの要求に応えてしまう」ということです。お客さまから過剰サービスを要求されたとしても、直接的な言葉や空気感で交わしてください。
- 処女だからできないと伝える
- 性サービスより気持ちよくすると伝える
- 冗談っぽく受け流す
- 聞こえないふりをする
- 不機嫌気味に断る
メンズエステ(非健全店)でよくある性病
健全店ならまだしも、非権全店(特に違法店タイプ)は性病の温床となっています。ろくに性病対策をしていない&性病対策グッズが置いていない状態なので、その辺の風俗店より性病感染率が高いと言えるでしょう。
この記事では厚生労働省の性病感染についてのページを参考に「メンズエステ(非健全店)でよくある性病」をご紹介していますが、身体に異変を感じた場合はすぐに最寄りのクリックで専門医の診察を受けてください。
毛ジラミ
感染者数 | 800人に1人 |
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潜伏期間 | 感染後1ヶ月~2ヶ月 |
初期症状 |
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人間の毛に規正し、血液などを養分とする虫が湧いている状態です。専用のシャンプー(卵状態には効果なし)や、陰毛を全て剃ることで完治します。
クラミジア
感染者数 | 20人に1人 |
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潜伏期間 | 1週間~3週間 |
初期症状 |
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風俗業界で最も感染報告が多い病気で、若い女性の10人に3人の割合でクラミジアに感染していると言われています。ディープキスやオーラルセックスでも感染するので、コンドームを着用しただけでは完全に予防できません。
淋病
感染者数 | 1万人に1人 |
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潜伏期間 | 3日~10日 |
初期症状 |
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感染率が非常に高い性病で、1回の性行為による感染確率は30%以上と言われています。国内における感染源の60%が風俗界隈と言われているので、消毒やコンドームの着用を怠らないようにしましょう。
梅毒
感染者数 | 1万人に1人 |
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潜伏期間 | 1週間から13週間 |
初期症状 |
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感染率は1%ほどですが、10年以上放置すると死に至る恐ろしい病原体です。かつては感染すると死に繋がる病気でしたが、現代医療の発達により治癒できるようになりましたので、疑わしい症状が現れた早めに医師の診察を受けてください。
HIV(エイズ)
感染者数 | 1万人に1人 |
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潜伏期間 | 数ヵ月~10年程度 |
初期症状 |
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エイズは数ヶ月~10年と潜伏期間の長い病気で、自覚症状も少ない厄介な病気です。早い段階で発見すると発症を抑えることができるので、感染の不安がある場合は血液検査を行ってください。
国内でも問題視されている性病で、HIVの血液検査は各都道府県の保健所で匿名&無料で診察してくれます。
メンズエステは性病リスクより気にすべき点が多い
メンズエステの健全店で性病に感染することは考えられませんが、自分の身を守るためにも性病対策を徹底してください。健全店で働いているにも関わらず、性病に感染してしまったセラピストもごく少数ながら存在します。
そして、メンズエステの違法店で働いている場合は性病感染リスクが跳ね上がる&そこまで稼げるわけではないので、健全店への移店を前向きに検討しましょう。違法点の場合は性病の他にも摘発されるリスクも伴います。
健全店での性病感染まとめ
- 健全店で性病になる確率はほぼゼロ
- 健全店でも性病対策を怠らないようにする
- 非健全店(特に違法店)は感染リスクが高い
メンズエステで働く際に懸念すべきは、性病感染リスクではなく優良店舗で働けるかどうかです。健全店であっても、そのお店の待遇や環境が悪ければ「過剰サービスを強要される」「客足が少なくて全然稼げない」「税金関係のトラブルに遭う」といった事が考えられます。
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